6日の東京株

51円高 米景況感改善が追い風、1年1カ月ぶりの高値

 6日の東京株式市場の日経平均株価は連日で年初来高値を更新した。米中対立の緩和が期待されたほか、米景況感改善が追い風となった。

 終値は前日比51円83銭高の2万3303円82銭となり、約1年1カ月ぶりの高値を付けた。東証株価指数(TOPIX)は0.29ポイント高の1694.45で年初来高値を更新。

 5日の米国では好調な非製造業景況指数を背景にダウ工業株30種平均が過去最高値を更新。投資家の積極姿勢が波及し、平均株価は6日朝方に一時100円超上昇した。

 円安ドル高が進み、製造業銘柄の業績期待を高めた。国債市場は長期金利が上昇し、利ざや縮小への懸念が和らいで金融業銘柄が値上がりした。

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