■イラン、大油田発見と発表
イランのロウハニ大統領は10日、イラン南西部フゼスタン州で大規模油田を発見したと明らかにした。油田は広さ2400平方キロ。原油の埋蔵量は530億バレルと主張しており、確認されれば、イランの埋蔵量が3分の1も増加することになる。中部ヤズドで演説した。
■737MAX機、1月にも運航再開
米ボーイングは11日、2件の墜落事故を起こして運航停止中の最新鋭機737MAXについて、来年1月にも運航が再開される見通しだと発表した。エチオピアで今年3月に起きた事故を受け、各国は同型機の運航を停止しており、再開が実現すれば約10カ月ぶりとなる。
■中国アリババ、独身の日4兆円突破
中国で「独身の日」と呼ばれる11日に、インターネット通販各社が実施する恒例の値引きセールが、12日午前0時に終了した。最大手アリババグループの取引額は昨年の2135億元(約3兆3000億円)を上回り、過去最高の2684億元となった。
■フェイスブックペイ開始
米フェイスブックは12日、決済サービス「フェイスブックペイ」を米国で先行して始めると発表した。フェイスブックと傘下アプリのメッセンジャー、インスタグラム、ワッツアップで横断して送金できるようになる。まずフェイスブックとメッセンジャーで開始する。
■テスラ、ベルリンに新工場
米電気自動車(EV)メーカーのテスラが、ベルリンに工場を新設することが12日、明らかになった。欧州では初の工場。ドイツで開かれたイベントに出席したイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が表明した。欧州ではテスラ車の人気が高い。投資額などは不明。
■ディズニー、定額動画配信
米娯楽大手のウォルト・ディズニーは12日、米国などで定額の動画配信サービス「ディズニー+(プラス)」を始めた。月額6.99ドル(約760円)。モバイル端末やサービスに対応したテレビで楽しめる。米動画配信大手ネットフリックスに対抗する。
■FRB議長、米金融政策「適切」
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は13日、議会の経済合同委員会で「現状の金融政策は適切だ」と表明した。米国の経済成長が「続かない理由はない」と自信を示し、7月から続けてきた景気下支え策の利下げの休止を示唆した。
■ドイツGDP、7~9月期0.1%増
ドイツ連邦統計庁が14日発表した2019年7~9月期の実質国内総生産(GDP)速報値は前期比0.1%増だった。4~6月期に続く2期連続のマイナス成長は免れ、辛うじて景気後退局面入りは回避した。7~9月期は前期と比べて特に個人消費が伸びた。