18日の東京株

131円安 高値警戒感で利益確定売り優勢

 18日の東京株式市場の日経平均株価は反落した。高値警戒感がくすぶり、利益確定売りが優勢だった。終値は前日比131円69銭安の2万3934円43銭。為替がやや円高方向に振れたことも相場の重荷になった。

 東京市場は朝方から売りが先行した。英国の欧州連合(EU)離脱をめぐる懸念が強まったほか、「クリスマスや年末休暇を控え、持ち高の調整を目的とした売りが出やすかった」(国内証券)。上海、香港市場がさえない値動きとなる中で、平均株価は午後に入って下げ幅を拡大した。

 ただ、良好な米経済指標や米中貿易協議の「第1段階」合意が支えとなり、一段の売り圧力は限られた。株価の上昇が鈍かった銘柄には買いが入った。

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