中国国家統計局が発表した１１月の新築住宅価格は、主要７０都市のうち２１都市が前月比で下落、４４都市が上昇、５都市が横ばいとなった。下落した都市はこの１年で最も多く、上昇した都市は６カ月連続で減少した。中古住宅市場では下落傾向が続き、１０月は７０都市のうち３５都市、１１月は３３都市が下落した。都市の規模別では、４つの１線都市で上昇、上昇幅もやや拡大した他は３１の２線都市、３５の３線都市がともに安定の中の下落傾向となった。諸葛找（そう）房データ研究センターは「不動産開発各社は年末を控え、代金回収のため値下げによる販促を強化している。１２月は各都市で安定または下落傾向となるだろう」と分析した。（中国新聞社）