海外情勢

親子で比の正副大統領に? 22年選挙、ドゥテルテ氏と長女のサラ氏

 2022年、フィリピンの正副大統領にドゥテルテ親子が就任も-。最近の世論調査でこんな可能性が浮上してきた。副大統領候補の人気首位は現大統領のドゥテルテ氏。大統領候補の1番人気は長女のサラ氏で、「ドゥテルテ王朝」の勢いを見せつけている。

 調査は政治コンサルタント会社「パブリカス・アジア」が19年11月15~19日に実施。22年の正副大統領選で誰に投票するかを中南部の有権者2000人に尋ねた。

 大統領候補では、南部ダバオの市長を務めるサラ氏がトップで約35%。2位は約11%のポー上院議員、3位はモレノ・マニラ市長。ボクサーのパッキャオ上院議員は4位だった。副大統領候補では、ドゥテルテ氏が約11%で1位。僅差でサラ氏が追った。3位はモレノ氏、4位はポー氏。大統領の再選は禁じられているが、ドゥテルテ氏は副大統領選には出馬できる。

 ドゥテルテ氏がトップの座をサラ氏に譲り、自身はナンバー2になる構図はダバオ市で既に起きている。ドゥテルテ氏が市長だった07年、サラ氏が副市長に当選。10~13年にはドゥテルテ氏が副市長に、サラ氏が市長になった。13年からはドゥテルテ氏がまた市長を務めた。16年にドゥテルテ氏が大統領選に出馬すると、サラ氏が市長に就任した。大統領報道官によると、調査結果にドゥテルテ氏は笑みを浮かべた。大統領任期の半ばを過ぎても支持率は約80%で圧倒的人気を誇っており、ドゥテルテ一族の「わが世の春」は続きそうだ。(マニラ 共同)

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