株価・外為

東京株、大幅反発535円高 米イラン衝突懸念が後退

 9日の東京株式市場は、米国とイランの軍事的な全面衝突の懸念が後退したことを受けて買い注文が膨らみ、日経平均株価は大幅反発した。終値は前日比535円11銭高の2万3739円87銭で、昨年12月27日以来約2週間ぶりの高値を付けた。円安ドル高進行や原油先物の下落も株式相場の追い風となった。

 東証株価指数(TOPIX)は27.65ポイント高の1729.05。

 トランプ米大統領は前日の演説で、米軍が駐留するイラク国内の基地に対して弾道ミサイル攻撃を実行したイランへの軍事的報復はせず、新たな経済制裁により圧力をかけ続ける意向を表明した。中東情勢をめぐる地政学リスクが縮小したとして投資家が積極姿勢に転じ、米ダウ工業株30種平均は反発。9日の東京市場にも買い安心感が広がった。

 市場では「米イラン双方が抑制的な対応を示し、全面衝突に備えて売り過ぎていた投資家の買い戻しが入った」(大手証券)との指摘があった。ただ、米イラン対立の火種はくすぶっており、予断は許さないとの声も根強い。

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