国内外15社が就航
空港側の説明によると、現在は海外8社を含む15航空会社が就航。既存の北京首都国際空港と比べるとまだまだ路線数は見劣りする。ただ、多くの国内外の航空会社が路線開設に関心を示しているといい、年間利用者数は22年までに延べ4500万人、25年までに延べ7200万人を目標としている。
今後、北京大興国際空港の利用に影響を与えるとみられるのが22年に予定される北京冬季五輪だ。国内外から多くの観戦客や関係者が北京を訪れることとなり、新空港の使用者も増えるとみられる。
冬季五輪を習指導部の“成果”作りにつなげることができるのか。北京大興国際空港はひとつの試金石となりそうだ。