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都道府県魅力度ランキング、31位以下をHPから削除

 民間シンクタンク「ブランド総合研究所」(東京)が、昨年10月発表した都道府県別魅力度ランキングで、31位以下をホームページ(HP)から削除していたことが21日、分かった。当初は全47位をアップ。7年連続最下位だった茨城県の大井川和彦知事が、同県も襲った台風19号被害の最中の公表に「被災者の気持ちを考えれば甚だ遺憾」と批判するコメントを出していた。

 HPで研究所は、被災者に「心よりお見舞い申し上げます」とし「時期・一部内容において、ご不快な思いをお掛けした方に対し、おわび申し上げます」と謝罪。担当者は「31位以下は総合的判断で控えた」としている。ランキングと知事コメントの発表は昨年10月17日。31位以下の掲載取りやめと、おわび文掲載は同10月21日付だった。

 知事は「台風被害が広範囲にわたり本県を含め深刻な状況。なぜこのタイミングで発表されたのか」とも非難していた。都道府県ランキングは「どの程度魅力を感じますか」との質問への回答を点数化。平成21年から毎年公表している。

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