国内

首都高変動料金を許可 五輪渋滞対策で国交相

 赤羽一嘉国土交通相は4日、東京五輪・パラリンピック期間中の渋滞対策として、首都高速道路の料金を時間帯によって変動させる「ロードプライシング」の導入を許可した。首都高は選手らが移動で利用する。競技に影響する時間帯の午前6時~午後10時はマイカーの通行料金に1000円を上乗せする一方、午前0~4時は半額にする。

 期間は五輪開会式に先立つ7月20日から閉会式翌日の8月10日までと、パラリンピック開会式の8月25日から閉会式の9月6日までの計35日間。

 自動料金収受システム(ETC)を搭載している場合、首都高の都内区間を通行する自家用、社用の乗用車が上乗せの対象になる。トラックやバス・タクシー、事前登録した福祉車両などは除外する。半額措置は車両の種別に関係なく、都外を含む全路線で適用する。

 現金利用では、首都高全線で小型トラックなどを含め1000円上乗せし、夜間割引は適用しない。

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