中国・新型肺炎回復者の血漿「治療に効果」　当局が記者会見で表明 - SankeiBiz（サンケイビズ）：自分を磨く経済情報サイト

　中国新聞社によると、中国国家衛生健康委員会医政医管局の郭燕紅・監察専員（専任担当者）はこのほど国務院（内閣）合同予防・抑制メカニズムの記者会見で、新型コロナウイルスによる肺炎の治療について「血漿（けっしょう）治療は重症・重篤症状にとって非常に効果がある重要な手段だ」と表明した。郭氏は「回復者の回復期血漿による治療は古くからの、また革新的でもある救急措置の一つであり、ここ十数年の突発伝染病において応用されている」とし、治癒・退院した患者が自らの血漿成分献血を行うことを呼び掛けた。（ＲＰ＝東京）