4日の東京株

17円高 感染拡大警戒で一時2万1000円割れ

 4日の東京株式市場の日経平均株価は小幅反発した。終値は前日比17円33銭高の2万1100円06銭。

 最近の急速な株安で売られ過ぎた銘柄の一角が買われた。新型コロナウイルスによる肺炎の拡大を警戒し、220円超下落して2万1000円を割り込む場面もあった。

 東証株価指数(TOPIX)は2.62ポイント安の1502.50で、約半年ぶりの安値を付けた。出来高は約15億700万株。

 景気下支えを狙った米緊急利下げ決定は外国為替相場の円高ドル安を招き、東京株式市場では製造業を中心に業績悪化の懸念が広がった。世界的に金利が一段と低下するとの観測が生じ、銀行株は売り注文が膨らんでほぼ総崩れとなった。

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