海外情勢

中国、京津冀のインフラ建設滞りなく

中国新聞

 中国でこのほど、「京津冀(けいしんき)(北京、天津両市と河北省)協同発展重大インフラプロジェクト」の春節(旧正月)連休明けの操業が集中的に再開された。

 鉄道や高速道路、天然ガスパイプラインの敷設など11項目で、総距離は約479キロ、総投資額は約780億元(約1兆1600億円)。このうち「京徳高速道路」は河北省雄安新区の対外主要幹線ルートで、2021年6月の開通が計画されている。これらの敷設により、北京、天津、河北省の雄安新区、廊坊市、石家荘市、唐山市などから成る京津冀都市群の連携がさらに強化される。

 今年は京津冀協同発展が中間目標を達成する年で、北京、天津、河北では各経済システムの調整・向上が続けられている。新型コロナウイルスによる肺炎の拡大を受け、3地域は連携して情報収集や予防・抑制活動に取り組んでいる。(中国新聞社)

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