中国新聞社によると、中国外務省はこのほど「境外(外国および香港、マカオ、台湾)疫病(新型コロナウイルス)流入リスク防止緊急対応センター」を正式に開設した。同センターは国内の各職能部門と地方政府との調整を行い、各在外公館への連絡・指導、疫病流入の予防・抑制工作を行う。また、渡航の予防・抑制指針の全面的な実行を推進し、中国を訪れる人の検査・検疫措置を調整するほか、2国間・多国間の合同予防・抑制メカニズムの立ち上げにより国境をまたぐ感染を防止する。王毅・国務委員兼外相は開設式典で「一日も早く全面的かつ徹底的に疫病に打ち勝つため貢献するよう」要求した。(RP=東京)