31日の東京円

108円台前半 中国PMI急回復で円売り優勢

 31日の東京外国為替市場の円相場は1ドル=108円台前半で取引された。

 午後5時現在は前日比43銭円安ドル高の1ドル=108円41~43銭。ユーロは46銭円高ユーロ安の1ユーロ=119円21~25銭。

 前日の米国株上昇により、比較的安全な資産とされる円を売ってドルを買う動きが優勢だった。年度末で、海外への支払いのためドルを買う国内輸入企業もみられた。中国の景況感を示す3月の製造業購買担当者指数(PMI)が前月から急回復したことも、円売りドル買いにつながった。

 一方、国債市場は、長期金利の指標である新発10年債(357回債、表面利率0.1%)の終値利回りが前日より0.010%高い0.010%だった。

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus