株価・外為

東証、一時1万9千円回復 米株高を好感し1週間ぶり

 7日午前の東京株式市場は、新型コロナウイルスの感染拡大ペースの鈍化期待で前日の米国株が上昇したことを好感し、日経平均株価(225種)は大幅続伸した。上げ幅は一時550円を超え、取引時間中として1週間ぶりに節目の1万9000円台を回復した。

 午前9時15分現在は前日終値比518円24銭高の1万9094円54銭。東証株価指数(TOPIX)は31・89ポイント高の1408・19。

 前日のニューヨーク市場は、欧米で感染による死者数の伸びの鈍化を期待した買い注文が膨らみ、ダウ工業株30種平均が急伸。7日の東京市場の投資家心理改善につながった。

 一方、日本国内は東京を含む首都圏や大阪などの大都市を対象とする緊急事態宣言の発令を控えており、景気の長期停滞を懸念した売り注文も出て、高値圏ではもみ合う場面もあった。

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