国内

英GDP25%減と予測 4~6月

 英中央銀行イングランド銀行(BOE)は7日、今年4~6月期の国内総生産(GDP)が前期比25%減になるとの予測を公表した。1~3月期は3%減になったもようだ。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための外出制限などが響き、英経済は深刻な打撃を受けている。

 一方、6日まで開いた金融政策委員会で、主要政策金利を過去最低の年0・1%に据え置くことを全会一致で決定。国債などを買い入れ市中に資金を供給する量的金融緩和策も、購入枠を総額6450億ポンド(約84兆8千億円)で維持する。3月に追加緩和を決めており、引き続き様子を見る。

 量的緩和に関し、9人の委員のうち2人がさらに1千億ポンド拡大するよう主張。ベイリー総裁は声明で「さらなる措置を講じる用意がある」と指摘し、必要に応じ緩和を強化する考えを示した。(共同)

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