外交評論家で首相補佐官も務めた岡本行夫(おかもと・ゆきお)氏が4月下旬に死去していたことが7日、分かった。関係者によると、新型コロナウイルスに感染していたという。74歳だった。
昭和20年生まれ、一橋大経卒。43年に外務省入省。北米一課長などを歴任して平成3年に退官し、同年岡本アソシエイツを設立した。橋本龍太郎内閣で沖縄問題担当の首相補佐官を務めた後、小泉純一郎内閣でも首相補佐官に任命され、イラク戦争後の復興に向けた政府支援策の検討などにあたった。
日米安全保障などの国際問題について積極的に発信し、講演やメディアなどで幅広く活動したほか、東日本大震災の復興事業などにも取り組んだ。著書に『砂漠の戦争』など。
産経新聞の「正論」の執筆メンバーだった。