24日の東京円

211円高 感染ペース鈍化と経済活動再開に期待

 週明け11日の東京株式市場は、米欧や東アジアでの新型コロナウイルスの感染ペース鈍化と経済活動再開を期待する買い注文が優勢になり、日経平均株価は3営業日続伸した。終値は前週末比211円57銭高の2万0390円66銭で、3月6日以来約2カ月ぶりの高値を付けた。東証株価指数(TOPIX)は22.34ポイント高の1480.62。出来高は約13億1300万株。

 平均株価は一時350円超上昇した。政府による緊急事態宣言をめぐって特定警戒都道府県以外の34県では宣言解除が視野に入り、商工業が少しずつ動きだすとの観測につながった。米欧や東アジアの多くの地域で新規感染者数の抑制傾向が続くとの楽観論が広がった。

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