海外情勢

新型コロナ禍うけ豪で自転車人気 外出制限で感染回避や健康維持

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため外出が制限されているオーストラリアで、自転車の人気が高まっている。人と十分な距離を取る「ソーシャルディスタンス(社会的距離)」を厳守した上での生活必需品の買い物や在宅勤務できない職場への出勤、運動などは認められており、都市部の販売店は需要急増の対応に追われている。

 「復活祭(イースター)休暇中の4月11日が今までで一番忙しく、クリスマス時期より5割も多く売れたよ」。最大都市シドニーにある自転車販売チェーン「99バイクス」の店員、カーターさんは話す。外出制限が始まった3月末から客が増え、販売スタッフを5人増やして16人にした。

 当初は通勤に利用しやすい大人用の自転車がよく売れたが、学校が休みに入ると子供向けのマウンテンバイクが一番の売れ筋になったという。

 地元紙などによると、出勤しなければならない人たちがウイルス感染を避けるため公共交通機関の代替手段としており、スポーツクラブなどの閉鎖で運動する場を失った人たちも健康維持のために購入している。古い自転車を店に持ち込み、修理して乗るようになった人もいる。

 自宅で多くの時間を過ごすようになった家族が息抜きのために自転車をそろえるケースも。3人の子供がいる女性は地元メディアに、1日1回自転車に乗ることで子供たちのエネルギーを発散させることができ「とても大切な時間」と話している。(シドニー 共同)

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