国内

首相会見全文(12)9月入学「拙速は避けなければならない」

=(11)から続く

 諮問委員会・尾身茂会長「検証に関してですけども、私の専門家の立場としては、今、首相がおっしゃったように最終的に収束した時点でしっかりとした検証が必要だと思います。同時に、今日全国の緊急事態宣言が解除されたわけですよね。この時期に、私は最終的な評価とは別に、中間点としての評価はぜひすべきだというふうに思ってます。それでもこれは専門家としての立場としては、今回の感染症対策がどこが良かったのか、どこが改善すべきかというのは、できるだけ中間地点の少し、今回こういうことにみんなの努力でなったのでやるべきで、それと、そういう日本の感染症全体の取り組みについての評価と私ども専門家としては、われわれ専門家自身のあり方、どこが良かったのか、あるいはどこが改善すべきかということも含めて、近々われわれ専門家としての中間的な評価はぜひ出してみたいと思っております。出すべきだと思っております」

 首相「よろしいですか。前の答え、よろしいですか今ので」

--政府全体としては中間検証はやらないということか

 「いわゆる中間検証というのは今考えていません。終わってからちゃんとやりますけども。ただそれが今、何も検証していないというのではなくて、先ほど申し上げましたように、医療提供体制においては検証しながら、またPCRの体制についても、しっかりと検証しながら前に進んでいるということであります。また給付についても、そのどこに課題があるかということについては、もちろん検証しながらやっておりますが、全体の政治判断も含めて、検証ということについては、これは収束した段階で検証していきたいと思っています」

--9月入学に対する現在の考えは。いつまでに検討の方向性を出すか。来月、先進7カ国首脳会議(G7サミット)が直接会談する形式で開かれた場合、開催地の米国に行くか

 「2問ご質問をいただいたというふうに思います。まずこの学校休業が長期化をしていく中において、子供たちの学びを保障していくことは極めて重要な課題であると考えています。その中において、政府としては、1人1台のIT端末の整備の大幅な前倒しや、感染リスクを低減しながら、教育活動を継続するためのマニュアルの提示。そうしたあらゆる手段を尽くして子供たちの学びの保障に取り組んでおります」

 「なお学校休業が長期化をする中において、9月入学の移行についてもいろんな議論がなされておりまして、私はこの選択肢の一つであると考えています。私自身は有力な選択肢の一つであると考えてはおりますが、しかし例えば与党においても、また自民党においても、いろんな議論が極めて慎重な議論もあります。学校の再開の状況や子供たちや保護者はもとより社会全体への影響を見極めつつですね、慎重に検討していきたいと思います。拙速は避けなければならないというふうに考えています」

 「そしてG7サミットについては、これは米国で実際に開催することも含めて今、調整をしているというふうに承知をしております。もし調整が整えば、諸般の事情が許せば私も参加をしたいと考えておりますが、今現在ではまだ各国と調整中であるということであります。今ご質問になられた中で指摘をされたようなさまざまな課題もある中で、それを踏まえて調整をしているというふうに思います」

=(13)へ続く

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