国内

首相会見全文(14完)黒川氏処分「検事総長も訓告が相当と判断」

=(13)から続く

 「中国がそういう対応をとってくれることを期待したいと思っております。例えば先般のWHO(世界保健機関)の総会においては、公平で独立した包括的な検証を行うべきであるという決議案をEU(欧州連合)や豪州などと協力して提出しましたが、米国や中国も賛同してコンセンサスを得ることができました。中国や米国も賛同してコンセンサスを得る上において日本も重要な役割を果たすことができたと思っています。今後、今回のような全世界に甚大な影響を与える感染症に対しては、自由、透明、迅速な形で情報や知見が共有されることが重要であるということだと思います。コロナの時代にあっては、日本が、冒頭申し上げたように、自由、民主主義、基本的人権、法の支配といった普遍的な価値を共有する国々と手を携えながら、そして中国も含めて、国際社会がよってたつべき原則を築き上げていくことなんだろうと思います。その中で世界の感染症対策をリードしていきたいと思っています」

--賭けマージャンで訓告となった黒川弘務前東京高検検事長には「処分が甘い」という批判がある。処分は適当か。退職金がそのまま支払われることに問題はないか。「法務省は国家公務員法に基づく懲戒が相当と判断したが、官邸が懲戒にはしないと結論付けた」という報道もあるが、処分前にどのような協議が官邸となされていたのか。

 「黒川氏の処分については、先週21日に法務省から稲田伸夫検事総長に対し、調査結果に基づき訓告が相当と考える旨を伝え、検事総長においても訓告が相当であると判断して処分したものと承知しています。私自身は、森雅子法相から事実関係の調査結果を踏まえて処分を行ったこと。その上で黒川氏本人より辞意の表明があったのでこれを認めることとしたいとの報告があり、法務省の対応を了承したものであります。もちろん、対応を了承しているので、この処分について、総理大臣として、行政府の長として責任を持っているところです。国民のご批判に対しては真摯に受け止めなければならない。その上は、法務省、検察庁において信頼を回復するために全力を尽くさなければならない。私も全力を尽くしていきたいと思っています。退職金については訓告処分に従って減額されているというふうに承知しています」

--最近の世論調査で軒並み下がっている。どう分析しているか

 「われわれ、日々の支持率に一喜一憂することなく、与えられた使命に全力を尽くしていきたいと思っています」

=(完)

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