国内

香港の民主活動家・周庭氏、与野党議員と連携確認 国家安全法めぐりシンポ

 中国共産党への批判的な言動を取り締まる香港国家安全法の導入について考えるシンポジウムが9日、国会内で開かれた。香港の民主活動家の周庭(アグネス・チョウ)氏(23)らが無所属の山尾志桜里、自民党の長島昭久両衆院議員ら与野党議員と意見交換し、香港に高度な自治を認める「一国二制度」の堅持に向けて連携を確認した。

 周氏はテレビ会議システムで参加した。国家安全法について「香港の『一国二制度』が壊されようとしている」と指摘し、「普通の23歳は就職や夢の話をする時期なのに、これから何年(中国当局に)収監されるのだろうかと考えるのが悲しい。国際社会が中国の人権状況をみているとメッセージを出すことが大事だ」と訴えた。

 山尾氏は「海外で見逃せない人権侵害があれば、(日本の)国会が調べ、制裁や救済を行う仕組みが必要だ」と述べ、中国側の姿勢に反対する国会決議が必要だとの認識を示した。長島氏は「日本国民は香港のことを心配しているし、サポートしたい気持ちが強い」と語った。

 シンポジウムは日本在住の香港市民らが主催し、与野党議員10数人を含む約100人が出席した。冒頭、中国当局が香港の市民運動を弾圧する動画が上映された。

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