8日の東京株

176円安 企業の業績低迷を警戒

 8日の東京株式市場は、新型コロナウイルスの感染拡大による企業業績の低迷を警戒する売り注文が優勢になり、日経平均株価は続落した。終値は前日比176円04銭安の2万2438円65銭。8日の上海株高は支えとなった。東証株価指数(TOPIX)は14.48ポイント安の1557.23。出来高は約11億5500万株。

 7日の米国株安を受け、朝方は売りが先行した。中国景気復調の思惑を背景に上海市場は前週から株価が急騰して関心を集めており、8日午前の取引では上海株が高く推移した場面で日経平均株価も一時プラスとなった。ただ午後に入ると幅広い業種で売られる銘柄が目立つようになり、平均株価は下げ幅を徐々に広げた。

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