海外情勢

モスクワに配達人記念碑 コロナ禍の働きに感謝

 ロシアの首都モスクワで、新型コロナウイルス感染拡大防止のための厳しい外出禁止期間中に、健康リスクを冒しながら食べ物や物資を運び続けた配達人に感謝を示す記念碑が設置された。設置に参画したロシア大手小売りグループは「世界初の配達人の記念碑」としている。

 記念碑は高さ約3メートルで、金属板をくりぬいて配達人のシルエットを表現し「自己隔離生活を可能にしてくれた皆さんに 2020」と感謝を示す言葉が添えられた。

 設置に参画したのはインターネットで食料販売を行う5社。制作した芸術家のアレクセイ・ガリコビチ氏は「感染拡大中に配達人は家の外と中をつなぐ存在だった。彼らは毎日仕事をしながらも、どれほどの献身的な行為をしているか考えなかったと思う」と記念碑に込めた思いを語った。

 モスクワでは3月末から約70日間にわたり食料や薬の購入以外での外出禁止が続いた。期間中は屋外移動が認められた配達人が自転車や徒歩などで閑散とした街の中を奔走。その数はモスクワだけで6万人以上に上ったという。(モスクワ 共同)

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