21日の東京株

166円高 EUの復興基金創設合意を好感

 21日の東京株式市場の日経平均株価は続伸し、前日比166円74銭高の2万2884円22銭で取引を終えた。新型コロナウイルスで打撃を受けた欧州経済を立て直すため、欧州連合(EU)首脳会議が復興基金の創設で合意したことが好感された。新型コロナのワクチン開発に対する期待を背景にした前日の米株高も買い材料になった。

 週明け20日のニューヨーク株式市場ではダウ工業株30種平均が上昇し、ハイテク銘柄主体のナスダック総合指数は過去最高値を更新した。英オックスフォード大と英製薬大手アストラゼネカが共同開発する新型コロナのワクチン候補の実用化に対する期待が高まった。在宅勤務の長期化観測から、IT関連銘柄の値上がりも目立った。

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