海外情勢

コロナ集団免疫は「不可能」? 韓国で抗体ほぼ確認できず

 韓国政府はこのほど、国内の3055人を対象に新型コロナウイルスの抗体ができているかどうかを検査した結果、1人しか抗体が確認されなかったと明らかにした。

 人口の多くが抗体を持てば感染が広がりにくくなる「集団免疫」ができるとされるが、朴●厚保健福祉相(●=さんずいに陵のつくり)は「抗体を持つ人がほとんどいないということは、韓国社会が集団免疫を形成することが事実上、不可能ということだ」と指摘した。

 朴氏は、効果的なワクチン開発には「1~2年以上」かかると予測し、この間はマスク着用と消毒の徹底を行い、ソーシャルディスタンス(社会的距離)を保つ生活が続くとの認識を示した。

 検査は4月中旬から6月下旬までに採取した血液を調べた。自覚症状がないまま感染から回復し抗体ができた人がどれくらいいるかを把握するために実施された。

 今回の検査は、大規模な集団感染が起きた南東部大邱などは含まれず、今後対象を拡大する。(ソウル 共同)

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