中国黄金協会によると、中国の2020年上半期における金の生産量は前年同期比5.87%減の170.07トンで、金の消費量は同38.25%減の323.29トンだった。金価格の上昇や高止まりにより、買い戻しは同162.88%増だった。
同協会によると、生産量は第2四半期に前期比5.81%増となった。国内で新型コロナウイルス感染拡大が抑えられ、操業・生産の再開が進んだほか、金の国際価格が上昇したことで国内の金生産が全面的に正常化したという。
上半期の金消費では、装飾品が前年同期比42.06%減の207.87トン、ゴールドバーおよびコインが同32.12%減の76.98トンだった。第2四半期の消費量の減少幅は第1四半期から22ポイント縮小した。(中国新聞社)