海外情勢

北京、消費振興の対面イベント再開

中国新聞

 中国・北京市で、新型コロナウイルス感染の再拡大で一時中断されていた「北京消費シーズン」が再開された。150万枚の「消費券」が発行され、夜間イベントなども行われている。

 同シーズンは6月6日に始まったが、市内卸売市場の関係者で相次ぎ新型コロナ感染が確認されたため、対面でのイベントを中断していた。再開に当たり市商務局関係者は「消費への自信を後押しし、消費回復を促進する」と意気込んだ。

 消費券は実店舗での飲食購入券が100万枚、スマート製品券50万枚となっている。

 同シーズンは10月8日までの予定だが、市は「夜間経済(ナイトタイム・エコノミー)」の発展に向け、夜間イベントは11月まで続ける。68の商業エリアで約300の企業、2000以上の店舗が参加し、さらには企業のオンラインでの取り組みを合わせるなどし、多彩な夜間の消費イベントを提供する。

 利用者が密集しないようにするなど、各種新型コロナ対策も取っている。(中国新聞社)

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