中国貴州省遵義(じゅんぎ)市でこのほど「第5回貴州・遵義国際トウガラシ博覧会」が開催された。博覧会では金額にして計28億3600万元(約437億6000万円)に上る各種協定30件が締結された。
中国の優良なトウガラシ生産地である貴州は、栽培面積が545万ムー(1ムーは約6.67アール)に及び、今年の生産量は700万トン、生産額は230億元、取引額は720億元が見込まれる。今年上半期(1~6月期)のトウガラシ輸出額は1億1000万元だった。
中国の「貧困脱却戦略」の“主戦場”でもある貴州では、貧困人口65万人を含む約285万人がトウガラシ産業に従事。同産業は1世帯当たりに8500元、1人当たりに2000元以上の増収をもたらしていると推定されている。
遵義のトウガラシ栽培面積は200万ムー超で、乾燥トウガラシの年間取引量は40万トン超、取引額は80億元以上。同地産のトウガラシは80カ国・地域へと輸出されている。
中国農業農村省によると、中国のトウガラシ生産量は年間6400万トンで、世界の約50%を占める。(中国新聞社)