中国新聞社によると、中国社会科学院農村発展研究所と中国社会科学院出版社はこのほど、「中国農村発展報告2020」を共同で発表した。報告では、中国の都市化率は2025年に65.5%に達し、農村からの移転人口は8000万人以上増加すると予測されている。報告はまた、「『14・5』(第14次5カ年計画)期(21~25年)に中国の農村の発展には新たな特徴が表れる。農業従事者の割合は20%前後まで減少する。農村の60歳以上人口の割合は25.3%に上り、約1億2400万人となる。上海、江蘇、浙江、北京、天津では25年前後に他に先駆けて農業・農村の現代化の目標値を達成し、全国の農村の発展を牽引(けんいん)する」と予測している。(RP=東京)