海外情勢

安倍首相辞意を米メディアも速報 「平和憲法を改正することはできなかった」

 米国のメディアも28日、安倍晋三首相が辞任の意向を固めたことを速報した。米国のAP通信は、首相が健康問題への懸念から、2週間連続で病院を訪れたことを紹介した。また、首相が第1次政権時の2007年にも「健康問題により突然辞任した」と報道した。

 ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)は、首相が11年の東日本大震災後の復興や経済の再生に取り組み、東京五輪の招致にも成功したと紹介。その一方で「平和憲法を改正することはできなかった」と指摘するとともに、新型コロナウイルスの感染拡大の中で支持率が低下していたと伝えた。(ワシントン支局)

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