国内

初診からオンライン診療、「かかりつけ医」対象に解禁へ

 田村憲久厚生労働相は30日午前の記者会見で、初診からのオンライン診療の恒久化について「普段からかかっている、いわゆる『かかりつけ医』を対象に解禁する」と表明した。河野太郎行政改革担当相、平井卓也デジタル改革担当相と合意した。厚労省は年内に方向性を示す方針だ。

 対象となる診療科については「専門家の中には『オンライン診療にそぐわない部分もある』という意見もあるので、これから詰めていかなければならない。オンライン診療では無理だというのがあれば省いていく」と述べた。

 「安全性と信頼性をベースに進める。全く何も(患者の)基礎知識がない中で(診療)するのはハードルが高い」とも語っており、何らかの形で過去の受診履歴は必要になりそうだ。

 厚労省の担当者は「1年に1回かかっていればよいのか、10年前にかかっていればよいのかなどを関係者の意見を聞いて具体化していく」と説明している。「かかりつけ医」には開業医が行っているクリニックにとどまらず、大学病院なども含まれる。

 菅(すが)義偉(よしひで)首相は初診からのオンライン診療の恒久化を検討するよう田村氏に指示しており、制度設計が今後本格化する。

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