国内

河野行革担当相の押印廃止印鑑が物議「おふざけが過ぎたでは済まされない」

 河野太郎行政改革担当相が「押印廃止」のはんこを平井卓也デジタル改革担当相からプレゼントされたと自らのツイッターで紹介したところ、はんこ生産地の山梨県の長崎幸太郎知事が嫌悪感を表明したほか、自民党の地元国会議員も激しく反発している。

 河野氏は10月29日、「平井大臣からのプレゼント」と投稿。贈られたはんこと「押印廃止」の印影の写真をアップした。投稿は現在は削除されている。

 これに対し長崎氏は2日、ツイッターで「あぜんとして言葉も出ません…ただただ限りない『嫌悪感』。(決してデジタル化に反対しているわけではない)印章関係者のけなげな思いや切実さに対する敬意はおろか想像力すらみじんも感じられない」などと反応した。

 長崎氏はこれまで、行政手続きでの押印省略と民間の商取引での押印やはんこの存在そのものは別問題と主張。10月15日には平井氏と面会している。河野氏との面会も要望しているが実現していない。

 山梨が地盤の中谷真一衆院議員(比例南関東)はフェイスブックで「大臣って偉いんですねぇ」とした上で、「額に汗し家族を養うため印鑑を彫っている職人さんや商店街で印鑑を売っている方の気持ちが分からないのでしょうね」「まあ確かにこの方々は額に汗し働いたことなどないか」と両大臣を批判した。

 中谷氏は産経新聞の取材に「同じ自民党国会議員とはいえ、政治家としての品位が問われる。おふざけが過ぎたでは済まされない」と話した。

 平井氏は4日の閣議後記者会見で「不快に思われる方がいることも分かったので、これからはもっとちゃんと説明する。ある意味はんこを応援したいという意味のはんこ」と弁明した。

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus