小泉進次郎環境相と河野太郎行政改革担当相は7日、東京・新宿御苑を訪れ、環境省主催の「菊花壇展」を昨年11月に引き続き一緒に鑑賞した。2人が前回植えた菊の苗は、崖から垂れ下がったような「懸崖(けんがい)」作りに仕立てられ、長さ2メートルを超える成長ぶりを喜んでいた。
小泉氏は記者団に「すくすく育っていてよかった」と述べつつ、自身の閣僚としての成長ぶりとの比較を問われると「間違いなく負けたなと思った。菊のように頑張りたい」と語った。河野氏も「見てもらえれば一目瞭然だ」と負けを認めた様子だった。
小泉氏が植えた苗は約2・5メートルの赤い菊に、河野氏のは2・3メートルほどの白い菊に育ち、担当者は「どちらの菊も甲乙つけがたい」と語っていた。
小泉氏は新宿御苑で使用される電力を100%再生可能エネルギー由来に切り替えたことなどを河野氏に紹介し、再エネ普及に向けて連携を確認しあった。菊花壇展は15日まで。