国内

餃子に続け 宇都宮市の日本栄養給食協会 「紅茶とパンの街」アピール

 病院や福祉施設などの給食受託を主力事業とする日本栄養給食協会(宇都宮市)は、個人向けのBtoC事業を強化する。ベーカリー事業で、紅茶の消費量で全国上位の宇都宮市をアピールしようと、地元紅茶専門店と共同開発したパンを11月から発売。新型コロナウイルスで外出を控える動きが続く中、紅茶とパンの食文化を喚起し、消費者の巣ごもり需要に応える。

 同社は11月1日から、自社が運営するベーカリー店「パンデパルク」(宇都宮市)で、カスタードクリームに茶葉を入れたクリームパン(税込み200円)と、生地に茶葉を織り込んだブレッド(税込み800円)を発売。地元紅茶専門店「ワイズティー」の特製ブレンドの茶葉を採用し、香りと味わいを最大限引き出した。

 宇都宮市は、餃子の年間購入額で全国1、2位を争っているが、紅茶の年間消費量でもかつて全国1位となったことがある。同社は11月1日の紅茶の日を記念し、「パンと紅茶の香る街」を宣言。パンと紅茶を楽しむ習慣を、「餃子」に続く宇都宮の食文化として周知していく。

 同社は、栃木県内の病院や社会福祉施設向けの給食受託事業が売上高の約9割を占める。しかし、「食を通じて健康に寄与し、文化を創造したい」(同社の橋本正行社長)として、同県内にベーカリー店など計5店を運営するほか、首都圏のスーパーなどで豆腐製品を販売。また、肉や魚に替わる植物性タンパク質として大豆に着目し、プロジェクトチームを立ち上げて新商品の開発を続けている。

 今後は、これらのBtoC事業に人的資源を投入し、売上比率を増やしたい考えだ。

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