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「史上最高齢の米大統領」となるバイデン氏 認知症疑惑も、健康面に不安

 【ワシントン=住井亨介】米大統領に就任するバイデン氏は昨年11月に78歳の誕生日を迎えており、就任時点で「史上最高齢の米大統領」となる。豊富な政治経験の一方で、健康面での不安がしばしば指摘される。

 これまでの歴代大統領で最高齢だったのはレーガン氏(在任1981~89年)で、78歳の誕生日を前に任期を終えている。

 過去の民主党の大統領をみてみると、ケネディ氏(就任時43歳)、クリントン氏(同46歳)、オバマ氏(同47歳)など、若くして就任した大統領が多く、バイデン氏の年齢の高さが突出している。主要国首脳の現年齢をみても、他に70代は日本の菅義偉首相(72)だけだ。

 バイデン氏の陣営が公表した健診結果によると、同氏は88年に脳動脈瘤(りゅう)を発症した。現在は不整脈がある程度で治療の必要はないとし、大統領の職務を遂行できる健康体だとしている。

 だが、昨年11月には、バイデン氏は愛犬と遊んでいた際に右足首を負傷し、コンピューター断層撮影装置(CT)による検査では、足の骨に小さなひびが見つかった。他にもバイデン氏をめぐっては、選挙集会などで言葉があやふやになるなど認知症疑惑がしばしば指摘されてきた。

 トランプ大統領はそうしたバイデン氏を「スリーピー(寝ぼけた)ジョー」と揶揄(やゆ)したが、米紙USAトゥデー(電子版)は、「バイデン氏が認知症である証拠はない」と論じている。

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