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新型コロナ対策の3次補正予算案が衆院通過 28日成立へ

 新型コロナウイルス対策の費用を盛り込んだ令和2年度第3次補正予算案は26日の衆院本会議で、自民、公明両党などの賛成多数で可決した。参院に送付され、28日の参院本会議で成立する見通しだ。

 第1、2次を含む2年度の予算総額は175兆6878億円で、当初予算(102兆6580億円)の1・7倍となり、単年度の予算額では過去最大の規模となった。3次補正では新型コロナ対策に4兆3581億円、ワクチンの接種体制整備に5736億円を充てた。コロナ後を見据え観光支援事業「Go To トラベル」経費に1兆311億円を計上した。

 立憲民主党などは3次補正に一時停止した「トラベル」の予算が含まれていることに反発したが、菅義偉首相は26日の衆院予算委員会で「医療に必要な予算は確保している。『トラベル』は経済対策として予算を計上している」と強調した。首相は感染者の容体が自宅療養中に急変し、亡くなった事案に関し「責任者として大変申し訳ない」と陳謝。国民一律の給付金の再支給は重ねて否定した。

 西村康稔経済再生担当相は緊急事態宣言について、期限の2月7日直前の判断は回避する考えを示した。営業時間短縮などの措置は段階的な解除も含め検討すると表明。河野太郎ワクチン担当相は、2月下旬に予定する医療従事者へのコロナワクチンの接種について「2月上旬に確定させる方向だ」と述べた。

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