国内

官房長官、自衛隊派遣「要請あり次第ただちに対応」「避難所のコロナ対策徹底」

 加藤勝信官房長官は14日午前1時過ぎ、福島県と宮城県で震度6強を観測した地震が発生してから2回目の記者会見を首相官邸で行い、「1週間程度、震度6強程度の地震に注意していたただきたい」と呼びかけた。また、自衛隊の災害派遣について「被害情報の収集に全力で取り組んでいるところであり、都道府県からの要請があり次第、ただちに対応できるよう準備を進めている」と述べた。

 加藤氏はまた、14日午前9時から首相官邸で関係閣僚会議を行うと発表。避難所の新型コロナウイルス対策に関しては「しっかり徹底していきたい」と述べた。

 福島県伊達市で建物被害、宮城県塩釜市で火災が発生しているほか、常磐道で土砂崩れが生じていると説明。停電は発災直後からやや復旧し、東京電力管内で約78万戸、東北電力管内で約7万戸とした。ただ、複数の火力発電所が運転停止となっており、「復旧の見通しは立っていない」と述べた。

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