東京海上日動火災保険は1日、2年ぶりとなる入社式を対面式で開催した。全国8拠点に会場を分散し、メイン会場と各会場をウェブ中継でつなぎ、約600人の新入社員が参加した。新型コロナウイルス感染防止のため、会社の費用負担により抗原検査キットでの検査を推奨したほか、会場では検温・アルコール消毒を徹底し、マスク着用で席の間は十分な間隔をとった。
メイン会場の東京都新宿区の研修所には215人が参加し、東京海上ホールディングスの小宮暁社長・グループCEOは「残念ながら分散開催で一カ所に集まれなかったが、コロナ禍で厳しい状況を乗り切った全国の同期同士のつながりを大事にしてほしい」と話し、「『しなやかで、たくましい会社』を目指そう」と訴えた。
入社式はこのほか新入社員と役員による「私を突き動かす原動力」をテーマとしたトークセッションを実施し、最後は各地をリレー方式で結んだ新社員による決意表明で締めくくった。