加藤勝信官房長官は31日の記者会見で、ベトナムで確認された新型コロナウイルスの英国株とインド株の特徴を持つ新たな変異株について、現時点で日本国内では感染者が確認されていないことを明らかにした。「各国政府、世界保健機関(WHO)や専門家などと連携して、こうした変異株に関する情報収集、評価、分析を引き続き進めていきたい」とも述べた。
加藤氏は、厚生労働省がベトナム政府や専門家に確認した情報として、インドで最初に検出された変異株に感染した患者4人から遺伝子の一部が欠損した株が確認され、この欠損箇所が英国で最初に検出された変異株「B117」と共通だと説明した。「現時点でワクチンの効果に影響があるとの証拠は示されていない」とも語った。
新変異株は従来型より感染力が強く、自己複製も速いという。加藤氏は、水際対策について「各国の感染状況などをしっかりと把握をしながら、国民の不安を取り除く観点から必要な措置を機動的に行っていきたい」と強調した。