国内

ワクチン大規模接種、全国に拡大 電話予約も

 政府は10日、自衛隊が東京と大阪で運営している高齢者向けの新型コロナウイルスワクチン大規模接種センターについて、64歳以下も接種対象とする方針を固めた。防衛省は同日、東京と大阪の両会場で設定している地域制限を撤廃し、全国の65歳以上の高齢者を対象として予約受け付けを開始したと発表。予約専用サイトに加え、12日からは電話による予約も受け付ける。

 中山泰秀防衛副大臣は10日、防衛省で記者団に「集団免疫を可能な限り速やかに獲得していくことが重要だ」と強調した。

 防衛省は現在、6月14~27日に実施するワクチン接種の予約を受け付けているが、10日午後5時の段階で、東京会場は14万回の予約枠のうち約2万8000回、大阪会場は7万回の予約枠のうち約2万3000回しか予約が埋まっておらず、両会場ともに最大提供能力には余裕がある。

 東京会場は東京、神奈川、千葉、埼玉の4都県、大阪会場は大阪、京都、兵庫の3府県に対象地域を限定していたが、ワクチンを廃棄せず、可能な限り多くの人に接種を進めるため、地域制限を撤廃することにした。予約方法に関しても、既に開設している電話相談窓口を活用し、電話での予約を12日午前7時から受け付ける。

 64歳以下の人については、今後の接種券の配布状況などを踏まえ、予約開始時期を決める。

 一方、ワクチンの職場接種に関し、政府は10日、8日の申請開始から10日午後5時までに企業や大学などから計約685万人分の申請があったと明らかにした。会場数では計1425件に上る。政府は職場接種を21日から開始する計画で、高齢者の接種が進んでいる地域では前倒しも認める。

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