尾身氏「これからどうやってリバウンドを防ぐかというのは極めて重要。1番目は国全体が今、地方自治体と真剣にやっているワクチンの接種率を早く上げるという、これはもう非常に言ってみりゃ、1丁目一番地だと思います。しかし接種率を上げると同時にですね。実は上手く弾力的に、ワクチンの接種のチャンネルを多様化する中で、実は、しっかりと今決まったところを、いわゆる大規模な接種とか職域とか学校、こういうものと同時にですね。クラスターの起きやすい、そういう場所。あるいは集団にも戦略的にワクチンと同時に検査をやるということも私は非常に重要だと思います」
尾身氏「そうしたワクチン戦略と同時に、今つい最近の分科会でも合意したことですけど、ワクチンがテクノロジー、サイエンスの最先端。一番のリーダーとして、それに伴ってですね、その他のテクノロジー、科学、例えばORコードを使うとか、それとICTを使って疫学調査を迅速にするとか。それとか下水の調査とか」
尾身氏「そういうことをすると同時に、もう一つは飲食店の経営者が大変だという思いがあるんで、ここはですね、しっかりと感染対策をしたお店が報われるようなことをすることがものすごく重要。しっかりしたCO2のモニターをするとか、距離をちゃんと開けてお客さんを入れるとかそういうようなことをしっかりしたお店をちゃんと認証して報われる。そうしたことで、ワクチン接種をリーダーとしてその他必要なことを全体的に、しかも強く押すという、打つということがこれからの感染、拡大リバウンドの防止に必要だと私は思います」
--今の対策で十分と思うか
尾身氏「私は今、政府・自治体はもう一生懸命やってきたと思います。今までは、やはりどちらかというと緊急事態宣言では、人々に協力お願いしてきましたよね。もちろん国はかなりのお金をいろんな意味で経済支援ということをでやってきていただいたんですけど。私は今また非常に重要な時期に差し掛かっているので、国民に、一般の市民にお願いをするとときに、国や自治体が今私が申し上げたようなことですよね。検査をする。それからQRコードを使う。そうした科学技術をフルに使ったことを、今まで以上に国と自治体がリーダーシップをとってやるんだと。その上で国民にお願いをするというようなことで、今までよりももう一歩、強い国のリーダーシップ自治体のリーダーシップが私は今この時期に求められていると思います」
--五輪・パラはコロナの感染者や死者が出るリスクがあっても開催していいのか。NOと言えないのか。プライドか経済の問題か
首相「NOもプライドも経済でもありません。しっかり日本においては、外国からこられた方を感染対策を講じることができるからであります。選手の皆さまはワクチンを打ってこられます。選手をはじめ関係者の皆さんはこられる。そうした人たちも日本に入る前に2回PCR検査、入国時に検査、それから3日間、また選手は毎日検査をします。それだけ厳しい対応をするということが一つです」
首相「それと同時に、メディアの方です。メディアの方は一つのホテルに集約を、貸し切りのホテルに入っていただいて、そこで大会組織委員会で、そのメディアの人たちを対応する職員によって、さらに移動は(専用)車両で移動する。車両の運転手もワクチン接種をして心配ないような形。あるいはアクリル板で運転席と客席を離したところでやる。そういう対応をしっかりやります。これについて守ってくれない人は国外退去してもらいます。そうしたことをしっかりやりますから。リスクは海外から来られた方というのは非常に少ないと、このように思います」
--11月までには希望するすべての人にワクチン接種する目標を示したが、この時点で集団免疫は獲得できているか。日本でマスクを外して暮らせる日のめどは
首相「まず私からでありますけれども、今回のワクチンについては発症予防や重症化予防の効果が期待されており、まさに感染対策の切り札だって言っても、言い過ぎではないと思います。一方で、ワクチンの感染予防効果については、現時点で明らかになっていないものの、前向きな評価や、調査研究があるというふうに承知をしています」