国内

ワクチン証明で5カ国と合意 韓国、エストニアも

 加藤勝信官房長官は21日の記者会見で、新型コロナウイルスのワクチン接種を受けた人が、渡航先で2週間待機などの防疫措置免除を受けるためのワクチン証明書について、イタリア、オーストリア、トルコ、ブルガリア、ポーランドの5カ国と使用開始で合意したと発表した。他の国とも交渉を進めており、約30カ国で使用可能となる見通し。

 政府によると、5カ国のほか、韓国では防疫措置免除に必要な書類の一つとして使用できる。エストニアはワクチン接種の有無に関わらず防疫措置を行っていない。使用可能国は今後、外務省ホームページで更新していく。

 証明書を提示すれば、相手国に入国する際の隔離や検査などが免除される。当面の間、日本への入国時は2週間待機などの防疫措置が通常通り必要。証明書は全国の市区町村の窓口で26日から申請受け付けを開始。接種券や旅券などが必要になる。

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