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デジタル庁の事務方トップに一橋大名誉教授の石倉洋子氏起用へ 来週にも決定

 政府が9月1日に設置するデジタル庁の事務方トップとなる「デジタル監」に一橋大名誉教授の石倉洋子氏を起用する方向で最終調整に入ったことが25日、分かった。複数の政府関係者が明かした。デジタル庁は菅義偉(すが・よしひで)政権の最重要政策で、政府は来週にも正式に決定する。

 石倉氏は日本人女性として初めて米ハーバード大大学院で経営学博士を取得し、経営戦略やグローバル人材を専門とする。これまで日清食品、双日、ライフネット生命保険、富士通などの社外取締役を歴任し、現在は資生堂、積水化学の社外取締役を務めている。また、政府の行政改革推進本部規制改革委員会委員、文部科学省中央教育審議会委員などの公職も務めた。

 政府は当初、実業家の伊藤穣一氏をデジタル監に起用する方向で検討。しかし、少女への性的虐待で有罪判決を受けた米国の実業家から資金提供を受けた問題で米マサチューセッツ工科大メディアラボ所長を辞任した経緯があることなどから見送られた。

 デジタル庁は職員500人規模で発足し、このうち約120人を民間から登用する見通し。長官は置かずに事務次官級のデジタル監が事務を統括する。

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