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首相、9月中の解散も視野 総裁選先送りも

 菅義偉首相(自民党総裁)が来週前半に二階俊博幹事長の交代を含む党役員人事と内閣改造を行った上で、9月中に衆院解散に踏み切ることも視野に入れていることが分かった。党総裁選は9月17日告示、29日投開票の日程が決まっているが、これよりも前に解散した場合、総裁選は「10月5日公示、17日投開票」を軸に日程を調整している衆院選の後に先送りとなる。

 ただ、すでに日程が決まった総裁選の先送りに対する反発は党内でも大きく、首相は新体制への反応を見極めた上で最終判断する意向だ。政権幹部は「首相の判断で解散は可能だ」と語った。

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