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維新・松井代表「火中の栗拾い、気の毒」 首相の総裁選不出馬

 日本維新の会の松井一郎代表(大阪市長)は3日、菅義偉(すが・よしひで)首相(自民党総裁)が総裁選(17日告示、29日投開票)に立候補しない意向を表明したことについて「実務派だから、政局の騒動に嫌気がさしたのではないか。不出馬となって、落ち着いて新型コロナウイルス対策ができるのでは」と述べた。市役所で記者団に語った。

 次期衆院選を見据え「新内閣ができたときは、ご祝儀相場で支持率が上がる。われわれとしては厳しい戦いになる」との見方を示した。

 松井氏は菅首相について「もともと首相になりたいとおっしゃっていた人ではない。(昨年の総裁選に出馬し)火中の栗を拾われたときから気の毒という思いもあった」と述べた。

 その上で、東京電力福島第1原発の処理水の海洋放出を決断したことに言及し「パフォーマンスはあまりうまくないが、日本に必要なことは批判を受けようとも逃げずに実現してきた」と評価した。

 また菅首相は官房長官時代から地方重視の姿勢だったとして「東京一極ではダメだという考え方は(松井氏自身と)一致していた。(2025年大阪・関西万博の誘致など)中央政府として大きな協力をしていただけた」とも語った。

 菅首相と松井氏は、平成20年に橋下徹氏が初当選した大阪府知事選のころから親交がある。これまで松井氏は「国と地方で協力しながら新型コロナ対策もやってきた。地方政府の立場からすると、非常に連携しやすい」と述べ、自民党総裁選で首相の再選が望ましいとの考えを示していた。

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