海外情勢

「在任1年で辞任」「不人気だった」海外メディアも総裁選不出馬を報じる

 【ニューヨーク=平田雄介】菅義偉(すが・よしひで)首相が自身の任期満了に伴う自民党総裁選に立候補しないと表明したことを米メディアも2日夜(日本時間3日昼)、一斉に伝えた。総裁選不出馬が首相辞任を意味することも紹介。「在任期間1年で辞任へ」などと速報した。

 ウォールストリート・ジャーナル紙(電子版)は「米国の最も重要な同盟国の一つで政治が不安定化する」と懸念。ワシントン・ポスト紙(同)は、菅氏が昨年9月、体調悪化を理由に辞任した安倍晋三前首相の後継として首相に就いたことを紹介した。

 ニューヨーク・タイムズ紙(同)は首相在任期間が史上最長となった安倍氏を「菅氏は陰で支えたが、国民と向き合うリーダーとしては常に不人気だった」と伝えた。

 AP通信は、辞任の背景を「新型コロナウイルス対策の遅れと、国民が懸念する中で東京五輪を開催したことが批判され、支持率が急落した」と解説した。

 ロイター通信は、29日の総裁選投開票後、10月に衆院議員の任期が満了する政治日程も紹介。「次期衆院選で議席を失う」と若手議員の不安が募る中、菅氏が党役員人事で求心力の回復を試みたことも伝えた。

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