【ワシントン=黒瀬悦成】米ホワイトハウス報道官は3日、菅義偉首相が自民党総裁選への不出馬を表明したことに関し、「バイデン大統領は、菅首相のリーダーシップに感謝している」と表明した。
報道官は菅首相について「大統領が直接会談のため最初にホワイトハウスに招いた外国首脳だった」と指摘。北朝鮮や中国、台湾海峡の平和と安定の維持、新型コロナ対策といった「インド太平洋と世界における共通の課題への取り組みに際してのパートナー関係」に謝意を示した。
その上で「菅首相の今後の健勝を祈る」とし、「日米同盟は政府間にとどまらず、両国民の間で強固であり続ける」と強調した。