菅首相記者会見詳報

(4)「私の原点はふるさと納税の創設」

=(3)から

 --自民党総裁選不出馬を決めた経緯は。衆院解散はどう考えていたか。総裁選でどの候補を支持するか

 「まず不出馬については、(党)役員会の中で私、不出馬を宣言しました。最終決定したのは、決めて出席をしますので、その時期であります。それと解散についての話がありました。私自身も当然、解散ということは、一つの考えとして当然総裁候補で任期がきますから、考えてさまざまなシミュレーションを行ったということも事実であります。

 ただ、そういう中でさまざまな状況を見ると同時に、やはり12日の(緊急事態)宣言解除がどうなるかということは常に私の頭の中にあったということも事実です。そういう中で、解除は難しいとそういうこと等も含めて、それとこのコロナ対策と、それと公務がありますから。

 これを行っている中で総裁選に出馬していくというのは、そこはとてつもないエネルギーが必要だと、そういうことであります。そういう全体像を考える中で、不出馬の宣言をいたしました。まだ、(総裁選は)告示になっていないんですよね。まだ候補者も出そろっていないのではないかなと思います。これ、(立候補の)届け出が17日でありますから。まあ、そうしたことを迎えた時点で、判断をしたいと、このように思ってます」

 --重要政策に地方創生も掲げたが、この1年の地方政策をどう評価するか。次の政権に望むことは

 「私自身は秋田県で生まれ育ったことを誇りに思って、政治の世界に入っております。そういう中で、地方が元気にならなければ日本全体は元気にならない。そうした中で地方創生、地方の活性化、そうしたものに力を入れてきております。

 私のある意味の原点は、ふるさと納税の創設だったと思います。地方から東京に出てきて、高校卒業するまでは地方の市町村で1500万円ぐらい、将来の子供たちにお金かかりますから、予算でつぎ込んで、東京に出てきて働くと納税するところは東京になるわけですから。それはちょっとおかしいという中で、ふるさと納税というものを、総務相のときに提案して、今定着をしてます。

 おかげさまで昨年は6500~6600億円になったと思います。かつてない最高のふるさと納税が出てます。それと同時に私自身は、地方活性化する切り札というのはインバウンド(訪日客)と、農林水産品の輸出だと思ってました。この2つに力を入れて、インバウンドによって地方の地価が27年ぶりに一昨年ですか、プラスに転じた。

 ですからそこは間違いなかったと思うんですけども、インバウンドもあのような状況でありますので、ただ農林水産品の輸出というのは、昨年はこのコロナ禍でありましたけれども、史上最大、最高ですか。今年になっても30%増えてます。そうしたことをしっかり行っていきたいというふうに思ってます。

 また秋田については洋上風力、カーボンニュートラルを私は宣言をしました。そうした中で、かねてより秋田というのは、洋上風力について、その再生可能エネルギーの大きな期待があるところでありますので、洋上風力の促進、地域への、まあ指定をされてますんで、そういう中で、将来、この大いに期待をできるのかなというふうに思ってます。いずれにしろ、やはり地方を元気にすることが日本の元気につながっていく。そういう思いの中で取り組んでいきたい、こう思います」

=(5)に続く

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