29日午前の東京株式市場で、日経平均株価は売りが先行する展開となっている。朝方は31日投開票の衆院選を控えていることもあって様子見ムードが強く、前日水準を挟んでの小動きが続いていたが、その後は米アップルの決算が市場予想を下回ったことが意識され、ハイテク株などが売られた。日経平均株価の下げ幅は一時、200円を超えた。
28日のニューヨーク市場でダウ工業株30種平均は市場予想を上回る決算を発表した銘柄を中心に買われ反発。ハイテク株中心の米ナスダック指数も最高値を更新した。
ただ、通常取引終了後に発表された米アップルの7~9月期決算が市場予想を下回ったことが相場の重しとなった。